MDS 電気で笑顔をつなぐ 有限会社 松本電機産業 MDS 電気で笑顔をつなぐ 有限会社 松本電機産業

RECRUIT

私たちの強み

「できる・できない」ではなく
「どうしたらできるか」を考える

強み1

発想力

「こんな狭い場所に置くのは難しいね」などと、他社で断られたお客様が駆け込んでくる。松本電機産業が得意とするのは、それぞれの事案に適切な方法を、発想力で解決するということ。お客様のニーズを受け止め、本当に必要なものを見極め、要望に応えていく。創業から築いてきた信頼と発想力で、お客様の困りごとを解決している。

強み2

提案力

設置面積を変えずに今より電気容量を大きくしたい、現状のものが廃盤になってしまったが増設したい。こんな問い合わせが多くある。
松本電機産業はメーカーにとらわれることなく、その時に必要なものを提案し製造することができる。「できる・できない」ではなく、「どうやったらできるか」を考え、提案する。

強み3

技術力

長年の経験と知恵から生まれる技術力。
ただ同じものを同じように作るのではなく、先を見据え、メンテナンスや更新時の利便性を考慮した提案をする。
実際に使うお客様にも、電気量削減などのメリットがあるように考え、経験と技術を活かして提案する。

具体的には

  • 設計、調達、製造まで一貫して行います。
  • オーダーメイドで製造、カスタマイズします。
  • メーカー問わず、お客様に最適な提案をします。
  • 納期の早さに自信があります。
  • 停電などの緊急時にも迅速対応します。
  • 初めての現場にも対応します。
  • 次期改修時を考慮し、作業しやすい盤を設計・配置します。
  • 効率を考え、できる限り自社工場で製造し、現場では短時間で設置や改修を行います。
  • 更新時期を迎えたキュービクルの点検、改修を行います。
  • 設置場所、設置スペースなど、さまざまな条件に対応します。
  • 古いものや廃盤になったキュービクルの増築など、改修・改造に対応します。

STORY

雷が落ちた。
どうにかしてくれないか?

朝8時半、皆が始業の準備をしている松本電機産業に緊急の電話が鳴った。
相手は付き合いの長い電気工事屋さんだった。
「30分前、工場のキュービクルに雷が直撃し、停電中です。今すぐ修復対応ができないか?」という連絡だった。落雷があったのは、これまで取引はしたことのない県外の機械部品メーカーの工場。現場で多くの人が困っている顔が、脳裏に浮かんだ。

二つ返事で引き受けた。
社内全員で情報を共有し、現場に向かうA班、必要な部品を調達するB班に分かれて作業を開始することが決まった。

A班は現場に急行し、状況を会社に連絡する。
雷が直撃したキュービクルは、高圧真空遮断器が黒焦げになり、その影響で工場内の全てが停電していた。工場が停止すれば、それだけ大きな損失を生むことは明白だ。全員が「1分1秒でも早く復旧させなければ」との強い思いで作業を進めた。

STORY

何が必要か。求められる瞬発力。

初めて対応する現場だったが、すぐに損傷部品、メーカー、型番を確認し、修復方法を決定した。社内のB班に連絡を取り、必要な部品の手配を指示した。

B班は力を結集して必要な部品をかき集めた。必要な部品は高圧真空遮断器、高圧変流器、計器用変圧器などとキュービクルを支える部品が多くあった。在庫を含めても、通常ならばすぐに用意できるものではなかった。お付き合いのある材料屋にできる限り連絡をとり、3時間かけてすべてを揃えた。

松本電機産業では、特定のメーカーにとらわれることなく、その現場に最適な必要部品を使用して組み立てる技術を持っている。柔軟な発想力、長年の経験、そして豊富な人脈を駆使して、迅速に必要部品を整えた。

STORY

人々の笑顔をつなぐ

現場に部品が届き、改修作業が始まった。
改修は、単に壊れた部分を直すだけではない。
緊急対応であっても、次回のメンテナンスや改修時の作業効率を考慮し、交換しやすいように部品の配置や選定を行う。今だけではなく、お客様にとって便利な未来を見据える。

その場にいた全員が、目の前の問題だけでなく、その工場の未来を見据えて、知恵と技術を結集させた。
午後3時、工場に電気が戻った。
その瞬間、現場からわっと歓声が上がった。
電気を今か今かと待ち望んでいた工場の人たちと、朝から駆けつけた松本電機産業の技術者たちの顔に、笑顔が広がった。

電気はあってあたりまえ。
あたりまえがない不便をなくし、人々の笑顔をつなぎ続けるために、松本電機産業は「なにができるか」を考え続ける。